設立10周年記念行事「北海道大学高等教育研修センター10周年のあゆみ」実施報告
2025年12月11日
副センター長 山本 堅一
2025年8月21日(木)、北海道FD・SD協議会と共催の下、北海道FDSDフォーラムが開催されました。フォーラムにおいて、当センター10周年記念行事を開催させていただきましたので、そのときの模様をご報告いたします。
設立10周年を祝うに当たり、記念行事として何をすべきか考えました。大きな目的は二つで、一つは皆さんに感謝の気持ちを示すこと、もう一つは当センターのことをもっと知っていただくことです。私たちセンターの活動は、皆さんに参加いただかなければ成立しません。10年間で本当に多くの教職員に研修に参加いただいたので、感謝を伝えたいと思い企画を立てました。
記念グッズの制作
記念グッズ制作プロジェクトは、2024年度から開始しています。全スタッフでアイデアを出し合い、そこから厳選していきました。私がスタッフに伝えたのは、記念品として飾っておくようなものではなく、日常的に使ってもらえるものを作ろうという点です。
最終的には、バッグ二種類、ペットボトル(水)、バッグハンガー兼スマホホルダー、マグネット、紙製クリアファイルの5点を作りました。これらは、北海道FDSDフォーラムの参加者等に配布しました。マグネットは、現在でも通常の研修時に配布しています。
研修センターのような組織は、とにかく知名度を上げることが重要です。この10年間、宣伝だけはやってやり過ぎということはない、と感じています。良い研修をやっていれば自然と人は集まる、だと良いのですが、そうではありません。
10周年記念行事(ランチセッション「研修センター10周年の歩み」)
冒頭にセンター長の本学教育担当理事からご挨拶いただき、くす玉を割りました。その後は、センターのことを知っていただくため、今年度制作した「研修センターがわかる10年のデータ」の解説と、「研修を企画し、実施し、完了するまでー地域FD拠点を支える「見えない業務」の設計と運用ー」と題して、1つの研修を実施するのに必要な業務の紹介を行いました。10年のデータ解説については、こちらの記事で、業務紹介については、こちらの記事で同様の内容をご覧いただけます。
本セッションを通じて、ご参加いただいた皆さまには日頃の感謝をいたしました。また、1つの研修を実施するのに40前後のタスクがあり、それらを効率的に行うための苦労と工夫についてもお伝えできたと思います。大学教育の改善のため、教職員の支援をするのが当センターの役割です。これからも、さまざまな取り組みを通じて皆さまのお役に立てるよう、次の10年も精一杯頑張って参ります。
セッション中に参加者からお祝いのコメントをいただきましたので、最後にご紹介いたします(ご質問も多数いただきましたが、ここでは省略させていただきます)。
セッション中にいただいたお祝いのコメント
- 以前、北大所属だった際に、大変魅力的で有効な研修プログラムに参加させていただき、印象深かったことを思い出しました。ルーブリックデザインやアカデミックライティングなど、自分にとっても授業への応用にとっても役立つ内容でした。当時は山本堅一先生お一人で回していたことを本日のランチセッションで知り、驚きました。十周年、本当におめでとう御座います!
- 10周年おめでとうございます🎈いつもお世話になっております。notionの業務管理や参加者データや遍歴など大変参考になりました。大変興味があり、日々の取り組みやナレッジ等をSNSやnoteなどブログ形式で公開される予定はございますか?(すでに公開されていたら申し訳ございません、フォローしたいです!)
- 10周年おめでとう㊗️🎊ございます。 山本先生 教員の皆様 事務のみなさま いつも研修開催頂きありがとうございます。 自分をアップデートできるのはこちらの研修のおかげです これからもお世話になります。
- 10周年おめでとうございます。本日の業務効率化のお話、まさにDXだと思いました。是非DX研修として実施していただきたいです。
- 10周年おめでとうございます。スタッフ人数が少ない時代にも開催件数があまり変わらず、山本先生の大変さが窺い知れました。本当にありがとうございました。ところで、ポスターやキャラクターの作りがとても独特で魅力的だと思いましたが、どなたか作成されているのでしょうか。また、ポスターやキャラクターに力を入れている理由があればご教示頂けますと幸いです。




