コンサルティング

概 要

 皆さんの研究は,他の誰にも相談せずに一人で進めるでしょうか。決してそうではなく,周りのいろいろな人に相談したり,その分野の専門家と議論することによって,研究を洗練していくと思います。
 では,授業についてはいかがでしょう。悩みを抱えながら誰にも相談できずにはいませんか?学生は自分の授業をしっかりと理解しているだろうかと不安になったことはありませんか?あるいは,授業中の居眠りやスマホ弄りについて同僚に相談したところ,同僚も同じ悩みを抱えていて解決できなかった,といった経験はないでしょうか。
 研究と同様に,授業についても専門家に相談することができます。授業準備には,時間をかけようと思えば,いくらでもかけることができます。しかし,私たち大学教員は,研究と教育のバランスを考えて日々活動しなければなりません。アメリカなどでは,授業に関して専門家に相談することは一般的であり,日本の大学でも,徐々に専門家を配置するところが増えてきています。


授業コンサルテーションとは

 授業コンサルテーションとは,教員が抱える授業運営に関する悩み事などについて,高等教育開発の専門家が解決を支援するサービスのことです。たとえば,「授業中の私語に対する対応について悩んでいる」,「授業に双方向性を取り入れる方法について教えて欲しい」,「15回の授業デザインや評価方法などについて教えて欲しい」と言った相談に対して,専門的知見と豊富な経験を基に,相談者と一緒に解決に取り組むのがコンサルテーションです。
 北海道大学高等教育研修センターは,高等教育開発の専門家で構成される組織として,教員の授業運営を支援する体制を整えています。様々な形で支援することができますので,気軽にご相談ください。


授業コンサルテーションの主な形態

短期コンサルテーション

教授法等の相談

授業にアクティブラーニングを導入したいので教えて欲しい等,新たな手法の導入に関する相談はしばしばあります。授業の目標や計画を基に,相談者(コンサルティ)と被相談者(コンサルタント)が一緒になって効果的な教授法等を考えます。

授業に対する学生の理解度等の相談

授業時の学生の反応が例年に比べて芳しくないように見える,学生の理解度に差が生じているのではなどと感じることはありませんか。このような場合,コンサルタントが受講生から本音を聞き出し,整理・分析する手法があります。そのエビデンスを基に,コンサルティがその後の授業運営をどのようにすればよいか一緒に考えます。一度だけ授業の冒頭20~30分をコンサルタントが使用することになりますが,効果が高いと評判の手法です。

中期コンサルテーション

複数回にわたる授業参観

授業中の話し方,学生の反応,時間配分等について,コンサルタントが授業を参観した上でフィードバックを行い,コンサルティと一緒に授業を振り返って授業方法をブラッシュアップするための支援です。希望がある場合は,ビデオ撮影を行うことも可能です。

長期コンサルテーション

1ターム以上に渡る複合的な相談

様々な手法によるコンサルテーションを実施し,長期的な支援を行うことも可能です。

どのようなコンサルテーションであっても,コンサルティの教育観を尊重しています。一方的な押し付けではなく,コンサルタントはコンサルティに寄り添い,コンサルティの授業運営を支援することを目的としています。

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