- 日 時
- 2017年08月08日 (火) 10時00分~12時00分
- 開催場所
- 北海道大学高等教育推進機構S講義棟S5講義室
終了しました
日本学生支援機構で実施している調査結果によると,年度ごとに把握されている障害のある学生数は増加傾向にあり,取り分け発達障害のある学生の対応については喫緊の課題と言えます。
発達障害は,他の障害に比べて,その特性が理解されにくいため,トラブルメーカーのように見られたり,性格傾向として片付けられたりすることが少なくありません。そのため,対応が後手に回って,精神疾患などの二次障害を発症してしまうケースもあります。
自律した行動が求められる大学では,発達障害があることに気づかないで過ごしてきた学生の場合,生活の中で様々な困難に遭遇することになります。例えば,入学当初から自分の力で履修計画が作成できなかったり,自分が履修した科目の教室に移動できなかったりするなど,困難を抱えることがあります。また,なかなか友達がつくれなかったり,話し合いの場面で自分の考えに固執してしまい孤立してしまったりするなど,対人関係に困難を抱えることもあります。
発達障害のある学生を支援するためには,障害の特性を正しく理解し,適切な言葉がけや具体的な対応をしていくことが必要です。
そこで,今回の演題を「発達障害のある学生の理解と対応(仮)」としました。発達障害のある学生を理解し,適切な対応をするためのヒントが提供できればと思っています。
主催:北海道大学特別修学支援室
共催:北海道大学高等教育研修センター
平成29年8月8日(火) 10:00~12:00
北海道大学高等教育推進機構 S講義棟S5講義室
(札幌市北区北17条西8丁目)
全国の高等教育機関関係者
70名程度(申し込み先着順)
9:30 受付開始
10:00 開会挨拶
10:05 講演「発達障害のある学生の理解と対応」
札幌学院大学人文学部臨床心理学科 斉藤美香准教授
12:00 閉会
2017/8/3 残席10名となりました