Seminarセミナー

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外国につながる子ども・家族を支える
地域日本語教室

~「ことば」の支援を越えて~

日 時
2023年07月16日 (日) 10時00分~12時00分
開催場所
北海道大学学生交流ステーション 1階 111教室
開催方法
対面
講 師

伊藤 亜希子 氏
(福岡大学)

申込受付
期間
7月13日(木)
使用言語
日本語
ポスター
ポスターを見る

主催:北海道大学高等教育推進機構国際教育研究部

共催:北海道大学大学院教育推進機構高等教育研修センター

 少子高齢化が加速度的に進むなか、日本に住む「外国人」数は、コロナ禍において若干の減少傾向が見られたものの、概して増加傾向にあり、その存在は、いまや日本社会・経済の発展にとって欠かせない存在と言えます。北海道大学にも学生総数の12%近い2,000人を超える留学生が在籍していますが、その大半が大学院生であるため、家族を伴い来日する人も少なくありません。かつては、「一時滞在」と見なされていた「外国人」のなかには、就職や結婚を機に長期にわたり日本に住む人もいますし、日本で新たな家族を迎える人もいるでしょう。行政や地域による支援の輪も拡がりつつありますが、その支援の中心は「ことば」にあるように見受けられます。
 この講演会では、福岡で外国につながる子ども達の異文化理解および支援に長くかかわっていらっしゃる伊藤亜希子先生をお招きし、子どもや保護者に対する生活支援や学習支援、進路支援について、ご自身のご経験をもとにお話しいただきます。
 「多様性」の尊重が謳われる日本社会において、「外国人」の置かれた状況やかれらの抱える課題から、「ことば」とその周辺にある問題を、参加者のみなさんと考えることができればと思います。
 みなさまのご参加をお待ちしております。

Profile伊藤亜希子先生福岡大学人文学部教育・臨床心理学科 教授

「異なる文化的背景の人々といかに共生するのか」という大きなテーマのもと、異文化間教育(ドイツと日本)について研究。
九州大学大学院修士課程在籍中から、外国につながる人々への支援(特に教育面)に携わり、香椎浜小学校親子日本語教室よるとも会(以下、よるとも会)の設立当初からのメンバー、現副代表。

伊藤先生からのメッセージ
よるとも会での私の経験をお話ししながら、私が出会ったケースをご紹介し、参加者の皆さんと一緒にどんな支援が可能なのだろうか考えてみたいと思います。
福岡と北海道、さまざまな違いはあると思いますが、ケースによっては「私も同じような経験がある!」「同じようなことに困っている…」ということがあるかもしれません。
せっかくなので、そうしたことを少しでも共有する時間を持てればと考えています。
外国につながる家族の支援に興味のある方、地域日本語教室等で活動されている方など、ご参加いただけると嬉しいです。
*「ワークショップ」的な活動については、事前にどのような属性の方がいて、グループ分けをあらかじめして、などとは思っておりませんので、「一人で黙々、お隣と静かにゆったり、知らない人とわいわい」など、参加の仕方はそれぞれでOK!です。

参加申し込み方法

下記申込フォームから事前申し込みをお願いします。
※申込期限:7月13 日(木)まで
※会場への地図は、ポスターからご確認ください。

問い合わせ先・連絡先

北海道大学高等教育推進機構 青木麻衣子
電子メールアドレス: maoki[at]oia.hokudai.ac.jp
※メール送信の際はアドレスの[at]を@に置き換えてください。

参加受付を締め切りました。多数のお申し込みをありがとうございました。(7月13日 12:00)