新型コロナ禍3年目となる今年度、多くの大学で対面主体の授業が再開されました。一方で、コロナ禍の2年間で積み重ねてきたオンライン授業の実践経験を活用しようという試みも続けられています。
　こうした試みの一つに、同じ内容の授業を、対面とオンラインで同時に行うハイフレックス型授業があります。北海道大学高等教育研修センターでは今年度2学期に、これまでハイフレックス型授業を実施した経験がない本学教員を対象として、センターが必要な機材を貸し出すと同時に、機材の設置・撤去・操作を行う支援TAを派遣する小規模の試験事業を行いました。
　本セミナーではまず、当センターからこの試験事業について企画・準備・実施に至る概要を報告した後、支援の対象となった先生方から実践例をご報告頂き、ハイフレックス型授業実践の可能性について考えます。
　また、ハイフレックス型授業のみならず、オンラインやICTを活用した今後の授業の展望についても、参加者の皆さまを交えて議論いたします。

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