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教室に最適化されたAIをつくる:MyGPTで授業専用の生成AIを設計しよう

日 時
2025年7月16日 (水) 14:00~16:00(13:40 受付開始)
開催場所
北海道大学 情報教育館3階 スタジオ型研修室
開催方法
対面のみ
講 師

立花 優(北海道大学大学院教育推進機構特任准教授)

対 象
高等教育機関に所属する教職員
※ ChatGPT Plusユーザーであることを推奨します(MyGPTの設計・作成機能は有料プランのみに提供されているためです)。
※ 無料ユーザーの方も参加は可能です。類似の機能を持つ別サービスのツール作成が可能となるよう準備します。
定 員
40名(申し込み先着順)
申込受付
期間
北海道FD・SD協議会非加盟校の方のみ7月9日(水)正午締切
参加費
無料(ただし、北海道FD・SD協議会非加盟校の方は3,000円)
※申込後、申込者都合によるキャンセルに対しては返金できません。
使用言語
日本語
領 域
B:教授技法
事前課題
あり(詳細は申し込み後にお知らせします)
備 考
最少催行人数5名
ポスター
ポスターを見る

主催:北海道大学大学院教育推進機構 高等教育研修センター、北海道FD・SD協議会

 本研修は、生成AIの教育的活用に向けた連続FDパッケージ研修の第一弾として、OpenAIのChatGPTに搭載されている「MyGPT(GPTs)」機能を活用し、参加者自身が教育目的に応じた生成AIツールを設計・試作することを目的としています。

 MyGPTは、ChatGPT Plusユーザー向けに提供されているカスタマイズ可能なAI作成機能であり、対話スタイルや知識の参照範囲、回答トーンなどを設計できる点が特徴です。本研修では、各参加者が自らの授業・演習・研究指導等に合わせて、MyGPTの設計から試作品の共有までを短時間で体験することで、「生成AIをどう使うか」ではなく、「生成AIをどう設計するか」という視点を獲得することをねらいとします。

 参加者には、操作説明と、MyGPTの設計を支援する専用のカスタムGPT(設計支援ツール)を使用して研修中に試作品を作成し、参加者限定の試作品展示ページに投稿してもらいます。これをもとに、他の参加者と相互に試用・コメントを行い、内容の改善を図ります。研修の終盤では、試作品が実際の教育活動においてどの程度活用可能かを見直すため、教育目的との整合性・実用性・再利用性・倫理性などの観点から簡単な自己評価を行います。これにより、単なる設計体験にとどまらず、自身の教育実践に根差した活用可能性を検討する機会とします。なお、試作品展示ページは研修後も閉鎖せず、継続的なフォローアップを予定しています。

このような人にお勧めです 

 ・生成AIを教育活動に活用する具体的方法を身につけたい
 ・現状の生成AIサービスでどこまで可能か知りたい
 

以下を目指します 

 a.ChatGPTの「MyGPT」機能を理解し、カスタマイズに必要な基本要素(システムプロンプト、ファイル連携、指示設計)を体験する
 b.自身の授業や研究活動に資するMyGPTを設計し、試作品として完成させる
 c.完成したMyGPT試作品を相互に共有・コメントし合い、設計改善の視点を学ぶ
 

※当センターの広報活動等で使用するため、研修中に写真撮影を行います。ご了承ください。

受講者の声

 ・短い時間のうちに、格段のスキル向上ができました。講師をはじめ、ご準備頂いた方々に御礼申し上げます。完全に理解するにはまだ時間が足りない、もっと長く研修を受けたいと、初めて感じました。
 ・新しい世界が見えました。3時間くらいほしかったところです。
 ・研修の時間内で成果物の作成まで到達できたことが良かった。明日から使えそうです。
 ・このセミナー自体とても緻密に設計されていて参加者が理解しやすい仕掛けが盛り込まれていた。
 

当日の様子