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教室に最適化されたAIをつくる:NotebookLMで探る信頼できる学び

日 時
2025年7月23日 (水) 14:00~16:00(13:40受付開始)
開催場所
北海道大学 情報教育館3階 スタジオ型研修室
開催方法
対面のみ
講 師

立花 優 (北海道大学大学院教育推進機構特任准教授)

対 象
高等教育機関に所属する教職員
※ プライベートなGoogleアカウント(@gmail.com)を使用してNotebookLMにアクセスできる方
※ 機関契約や個人契約でProプランが利用可能な方は、より高度なカスタマイズ体験が可能です
定 員
40名(申し込み先着順)
申込受付
期間
北海道FD・SD協議会非加盟校の方のみ7月16日(水)正午締切
参加費
無料(ただし、北海道FD・SD協議会非加盟校の方は3,000円)
※申込後、申込者都合によるキャンセルに対しては返金できません。
使用言語
日本語
領 域
B:教授技法
事前課題
あり(詳細は申し込み後にお知らせします)
備 考
最少催行人数5名
ポスター
ポスターを見る

主催:北海道大学大学院教育推進機構 高等教育研修センター、北海道FD・SD協議会

大規模言語モデルをベースとする生成AIサービスの重大な問題点として、いわゆる「ハルシネーション」があります。これがネックとなって、生成AIの積極的な利活用に消極的となっている教員も少なくないのではないでしょうか。しかし、この「ハルシネーション」の影響を減少させるようなサービスも登場し、状況は変わってきています。今回のワークショップではこうしたサービスの一つ「NotebookLM」を取り上げます。

NotebookLMはユーザーがアップロードした資料を情報源として対話を行える点が特徴で、教材に即した信頼性の高いAI応答を手軽に可能にします。しかし、基本的には個人ベースで作成・利用するスタイルが一般的です。

本ワークショップでは、まずNotebookLMの基本的な挙動と操作を体験し、そのうえでNotebookLMを、「個々人が資料を読み込ませて終わり」ではなく、いかに教育・指導活動に位置づけ、統合していくかを検討します。参加者それぞれが想定するケースに沿った試作品の作成と共有を通して「設計→実装→共有→振り返り」の一連の体験を得ることを目指します。

このような人にお勧めです 

 ・生成AIを教育活動に活用する具体的方法を身につけたい
 ・現状の生成AIサービスでどこまで可能か知りたい
 

以下を目指します 

 a.NotebookLMの基本操作を理解し、教育活動に応用可能な機能を把握する
 b.Pro機能を含めたNotebookLMのカスタマイズ可能範囲を把握し、応答の信頼性や使いやすさに配慮したAI設計を検討する
 c.完成した試作品を相互に共有・コメントし合い、設計改善の視点を学ぶNotebookLMの基本操作を理解し、教育活動に応用可能な機能を把握する
 

※当センターの広報活動等で使用するため、研修中に写真撮影を行います。ご了承ください。

受講者の声

 ・NotebookLM については全く知らなかったので非常に勉強になりました。とても有益で、ChatGPT で満足行かなかった部分をカバーできるように思います。
 ・実際にハンズオン形式で参加ができ、とても勉強になりました。今後の授業の中でもNotebook LMを活用できるかどうかの可能性を探りながら、さらに理解を深めていきたいと思います。
 ・ある程度活用をしていたが、新しい活用方法を知ることができたのが一番の収穫です。
 ・事前準備の説明が丁寧だったため、焦らずに受講することができた。説明を受け、実際にAIを構築できたのが良かった。今後も改善ができる状態であることもうれしい。

当日の様子