- 日 時
- 2024年6月27日 (木) 17:00~18:00
- 開催方法
- Zoomウェビナー
- 講 師
平田 健司氏(北海道大学大学院医学研究院 准教授)
小林 友彦氏(小樽商科大学企業法学科 教授)
- 対 象
- 高等教育機関関係者(大学院生含む)
- 定 員
- 300名
- 使用言語
- 日本語
- 備 考
- 領域C:高等教育の動向
- ポスター
- ポスターを見る
共催:北海道大学オープンエデュケーションセンター
終了しました
平田 健司氏(北海道大学大学院医学研究院 准教授)
小林 友彦氏(小樽商科大学企業法学科 教授)
共催:北海道大学オープンエデュケーションセンター
ChatGPTを始めとする生成AIについて、大学教員の皆さんはどのように捉えているでしょうか。「まだまだ授業レポートに使えるレベルにないから、特に心配していない」という声は案外耳にします。
大学生が卒業後に行く社会では、既に多くの分野で生成AIが活用されています。たとえ正確でない部分があるとしても、大学生のうちに正しい付き合い方を身につけるべきではないでしょうか。また、私たち教職員も、日進月歩で進化する生成AIについて、いつまでも無視することはできません。
そこで、大学の教職員は生成AIを教育や研究活動等でどのように使っているのか、身近な例から学んでいきましょう。私たちが知らないことを、学生に教えることはできません。活用例を聞き、自分で実際に使ってみて、良いところや課題を探しましょう。
シリーズは6回実施予定で、1回につき、2名の方に話題提供いただきます。一人20分ずつの話題提供後、質疑応答を含めたディスカッションを20分行います。
第二回目は北海道大学・小樽商科大学のお二人に話題提供頂きます。
放射線科(核医学)とAIを専門とする私は、日頃からChatGPTを活用しており、最近ではClaude3やELYZAも利用しています。私はLLMを主に3つの目的に使用しています。第一に、簡単な書類やメールを効率的に作成し、余った時間を自分の研究に充てる。第二に、プログラミングへの利用で、自分でプログラムを書くときの補助だけでなく、医療AI開発者養成プログラム(CLAP)でプログラミング初心者への教育にも活用しています。第三に、長文の医療文書から情報を抽出・構造化し、次の統計解析へのステップとして利用しています。講演の中ではこうした使い方の一部を紹介させていただきます。
社会科学(特に法学)分野の担当科目において、小テストの作問やレポート試験の実施のためにChatGPT 3.5(無料版)をどのように利用しているかご紹介します。たとえば、LMSの使用が普及した今日、各単元で扱った事項について多肢選択式・自動採点の小テストを用意すると、理解度確認に資すると考えられます。そのための多数の設問を作成することの負担を軽減するために、生成型AIを利用する余地があります。
以下のZoomウェビナー登録サイトからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_h2GlutoDSUONVFn8QP8SCA
登録が承認されますと、no-reply@zoom.usから件名にセミナー名が含まれている事前登録完了メールが届きます。
メールに記載の 「ウェビナーに参加」をクリックしてご参加ください。
必要に応じて必須情報を入力してください。
※シリーズ③は7月に開催予定です。