Seminarセミナー

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シリーズ「生成AIと教育研究活動」⑤

日 時
2024年9月18日 (水) 17:00~18:00
開催方法
Zoomウェビナー
講 師

水野 天音氏(北海道大学歯学部 学生)
井上 颯氏(北海道大学経済学部 学生)

対 象
高等教育機関関係者(大学院生含む)
定 員
300名
使用言語
日本語
備 考
領域C:高等教育の動向
ポスター
ポスターを見る

共催:北海道大学オープンエデュケーションセンター

 ChatGPTを始めとする生成AIについて、大学教員の皆さんはどのように捉えているでしょうか。「まだまだ授業レポートに使えるレベルにないから、特に心配していない」という声は案外耳にします。
 大学生が卒業後に行く社会では、既に多くの分野で生成AIが活用されています。たとえ正確でない部分があるとしても、大学生のうちに正しい付き合い方を身につけるべきではないでしょうか。また、私たち教職員も、日進月歩で進化する生成AIについて、いつまでも無視することはできません。
 本シリーズ研修ではこれまで、大学の教職員が生成AIを教育や研究活動等でどのように使っているのかについて身近な例を話題提供いただいてきました。第5回目となる今回は、大学生が生成AIを自らの学びにどのように活用しているのかについて、北海道大学の学生2名に話題提供いただきます。一人20分ずつの話題提供後、質疑応答を含めたディスカッションを20分行います。

水野 天音氏(北海道大学歯学部 学生)

 本発表の目的は、学部学生の生成AI活用の現状を大学教職員の皆様に共有することです。
 私は、昨今の生成AIの凄まじい発達を受け、いかに生成AIを活用して時代にキャッチアップしていくのか、試行錯誤を重ねてきました。 この話題提供では、①試験勉強 ②研究活動 ③就職活動 ④日常生活での生成AI活用の現状に加え、さらに生成AIに関する情報収集方法もお伝えさせていただきます。
 この発表を通じて、皆様の生成AI活用や学生との関わりに少しでもお役に立てれば幸いです。

井上 颯氏(北海道大学経済学部 学生)

 生成AIを活用して卒業論文を作成する過程で、主に2つの方法を取り入れました。まず、先行研究のまとめと検証にChatGPTを用いて資料の解説を受け、自分の解釈が正しいかを確認しました。また、Notionを使用して先行研究を整理し、関連内容をすぐに参照できるようにしました。次に、論文の構造化においてもChatGPTによる提案をもとに文章を作成し、反論を求めることで論理の補強を行いました。このようにして生成AIは論文の質の向上と効率化に貢献しました。
 ちなみにこの文も生成AIに書いてもらってます。

申込方法

以下のZoomウェビナー登録サイトからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_3Zb2ft9QTc-z0WbeFXAKzQ

当日の参加方法

登録が承認されますと、no-reply@zoom.usから件名にセミナー名が含まれている事前登録完了メールが届きます。
メールに記載の 「ウェビナーに参加」をクリックしてご参加ください。
必要に応じて必須情報を入力してください。


※シリーズ⑥は10月に開催予定です。

当日の様子