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石上 敬子 氏（近畿大学法学部准教授）
飯田 良親 氏（北海道大学産学・地域協働推進機構客員教授）
主催：北海道大学大学院教育推進機構 高等教育研修センター、北海道FD・SD協議会
共催：北海道大学大学院教育推進機構 オープンエデュケーションセンター
ChatGPTが登場し、世間に大きな衝撃を与えてからまだ3年も経っていません。今では、大規模言語モデルを用いた生成AI、そしてそれを用いたサービスが数多く登場しています。全国大学生協連合が調べた結果によれば、大学生の68.2％は生成AIの利用経験があり、その目的は授業や研究、論文・レポート作成が多いようです。また、NTTドコモの調査によると、中学生の生成AI利用率は13.3％と親の9.0％を上回っている状況です。
大学の授業における利用状況は、どれほどでしょうか。使っていない学生、教員もいると思います。使わない人にとっては、「使わなくても今のところ困っていない」のかもしれません。しかし、もし生成AIの使用者と非使用者で学習成果に差が出るとしたら、それは決して無視できる状況ではないでしょう。
課題を楽に終わらせたいから、という理由で生成AIを活用する学生ばかりではありません。授業での学びを深めるため、学びの支援のために活用している学生もいます。授業という場において、生成AIはどのように活用できるでしょうか。活用するにしてもしないにしても、その可能性を知らずには判断できません。
生成AI活用の有無を検討せずに授業を担当できる時期は、もう過ぎています。そこで、授業において生成AIを活用している先生や学生から活用事例をご紹介いただき、皆さん自身の授業について考える機会とするためのウェビナーを開催いたします。
1回につき、2名の方に話題提供いただきます。一人20分ずつの話題提供後、質疑応答を含めたディスカッションを20分行います。
第4回目は以下の2名が話題提供します。
石上 敬子 氏（近畿大学法学部准教授）
ChatGPTと、本学で全学生向けに提供されているCopilot、Geminiをベースとして、「民法」の大講義では授業で用いる「事例問題」について、また演習科目では「レポート課題」について、生成AIはどう回答するかとその添削のプロセスを、画面上で実演する。これにより、①学生とのソクラティスメソッドを生成AIによって代替し、とりわけ②生成AIが法学分野において陥りがちな誤りや弱点を指摘することで、③学生自身による生成AIの適切な使い方を示唆している。
飯田 良親 氏（北海道大学産学・地域協働推進機構客員教授）
講義スライド作成時に、文字情報だけでは伝わりにくいイメージをビジュアルに伝えるために画像生成をAIを使って行っている。また、シラバス作成時にAIに大学1年生の視点で評価をさせ、伝わりにくい点の指摘や改善提案などをしてもらっている。
・授業や授業以外の学びにおいて、生成AIを活用している人の実践例を知りたい
・授業や授業以外の学びにおいて、生成AIを活用することのメリットや課題などを知りたい
・授業や授業以外の学びにおいて、生成AI活用の可能性を検討したい
※シリーズ⑤は11月に開催予定です。
以下のZoomウェビナー登録サイトからお申し込みください。
登録が承認されますと、no-reply@zoom.usから件名にセミナー名が含まれている事前登録完了メールが届きます。
メールに記載の 「ウェビナーに参加」をクリックしてご参加ください。
必要に応じて必須情報を入力してください。
