- 日 時
- 2024年07月12日 (金) 15:00~17:00 (14:40受付開始)
- 開催場所
- 北海道大学 情報教育館3階 スタジオ型研修室
- 開催方法
- 対面のみ
- 講 師
マズル ミハウ
(北海道大学大学院教育推進機構特任助教)
- 対 象
- 高等教育機関関係者 (大学院生も含む)
- 定 員
- 30名
- 使用言語
- 英語
- 備 考
- 領域F:コミュニケーション
- ポスター
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終了しました
マズル ミハウ
(北海道大学大学院教育推進機構特任助教)
大学における留学生の増加など、日本の高等教育はかつてないほどグローバル化に直面しています。このような変化により、学生の文化的・教育的背景の多様化に配慮しつつ、これまで広く用いられてきた教授法をより明確化する必要が生じています。また、教室や日常生活、研究室での研究などにおいても国際的な環境での交流がますます求められてきており、新たなコミュニケーションの課題が発生しています。したがって、異文化コミュニケーションに関する充分な理解は、仲間とのより良い関係を築き、文化的な誤解を防ぎ、文化を越えた効果的な協力をサポートするために不可欠です。
このセミナーでは、多様な文化的背景を持つ人々と効果的にコミュニケーションをとるための基本的な概念、原則、テクニックを学びます。また、高等教育を中心としたさまざまな文脈から異文化間コミュニケーションに対する理解を深める機会も得られます。例えば、授業で対話を促進するための戦略や、異文化間で効果的にフィードバックを交換する方法を学ぶことができます。
さらに他の参加者とのコラボレーションを通して、異文化問題の実例について議論し、解決策を探っていくことができるようになります。こうして自分の授業をインクルーシブで、受講生一人一人の状況に十分配慮したものにする方法を学びます。
※当センターの広報活動等で使用するため、研修中に写真撮影を行います。ご了承ください。
※本研修は入門編となります。12月に発展編の開催を予定しております。