Seminarセミナー

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映画「注文に時間のかかるカフェ~僕たちの挑戦」
上映会と製作・監督によるトークショー

令和4年度 高等教育における障害のある学生の支援に関する研修会

日 時
2023年03月01日 (水) 13時00分~14時30分
開催場所
北海道大学情報教育館3階スタジオ型研修室(札幌市北区北17条西8丁目)
開催方法
対面/オンライン
講 師

奥村 安莉沙氏

対 象
北海道大学の教職員・大学院生および学部生
定 員
対面およびオンラインZoomウェビナー:50名
使用言語
日本語
補足事項
参加方法は来場またはオンラインいずれかをご選択ください。
ポスター
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主催:学生相談総合センターアクセシビリティ支援室

共催:高等教育研修センター、ダイバーシティ・インクルージョン推進本部、サステイナビリティ推進機構

2016年(平成28年)4月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称「障害者差別解消法」)が施行され、国立大学法人である本学では、「障害を理由とする差別の禁止」、及び「合理的配慮の提供」が義務化されました。独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)による障害学生に関する毎年の調査結果によると、大学に入学する障害のある学生は年々増加している状況にあります。本学においても、同様の傾向があり、教職員の皆様が障害のある学生に対応する機会が増えています。
吃音のある人は人口の約1%と言われており、吃音であることで周りの目が気になり、メンタルヘルスの悪化や社会生活への悪影響が出ることも少なくありません。吃音という症状自体を変えることは難しいですが、周囲の人の吃音に関する理解によってその悪影響を減じることが可能です。
 「注文に時間のかかるカフェ」は、吃音当事者の奥村安莉沙さんがご自身の経験から吃音のある若者たちと一緒に全国で期間限定のカフェを開いているという活動です。「注文に時間のかかるカフェ」の活動を通して、吃音のある若者が接客に挑戦し、自信をつけ、吃音について知らない人との交流を通して吃音への理解を広めています。本学でも2022年10月にこの「注文に時間のかかるカフェ」を実施しました。
 「注文に時間のかかるカフェ」の活動がドキュメンタリー映画になりました。本研修会では、この映画を上映し、また本映画を製作・監督された奥村安莉沙さんによる吃音に関する解説や映画製作への思いを語っていただき、参加者との質疑応答も行います。
本学でも吃音のある学生はたくさん学んでいます。本研修会を通して得た吃音や吃音のある方への対応に関する知識を日頃の学生対応に活用していただければ幸いです。
*学生(学部生・大学院生)の参加も歓迎いたします。ぜひご参加ください。

当セミナーは北海道大学の構成員のみ対象となっております。
他機関からの参加はご遠慮いただきたく存じますので何卒ご了承ください。

講師紹介

奥村 安莉沙さん
自らが幼いころから「吃音」という発話障害を抱えており、社会の理解不足による偏見に悩んだ経験を持つ。「今の子どもたちに自分のような辛い経験をしてほしくない。」という思いから、現在は吃音を含めた病気・障害への理解を広める活動を行っている。

映画上映に引き続き講演会を行います。
*オンラインライブ配信はZoomウェビナーで行います。
オンラインでお申込みの方にはウェビナーURLをお知らせします。
※申し込みを締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。2月28日

当日の様子