「北大高等教育研修センターがわかる10のデータ」を製作しました

2023年7月18日
山本　堅一

　これまで「北大高等教育研修センターがわかる11のデータ」と題し、2018年度と2019年度にポスターを製作しました。これらは、当センターの研修活動について知ってもらおうと、参加者属性やアンケート結果をわかりやすくまとめたものです。

　今年度は、コロナ禍以前とコロナ禍以降の参加者情報等を比較分析しました。コロナ禍以降、オンライン研修が増えたため、明らかな違いが見えてきます。コロナ禍以前は、北大を中心に道内の高等教育機関が参加者の大半でしたが、コロナ禍以降は、全国から参加いただいています。そのため、参加者数や利用機関数は大幅に増えました。

　一つ興味深いのは、参加者の年代です。コロナ禍以降は50代以上の参加者割合が10％以上伸びています。オンライン等のICTを活用した教育についていくために、研修という機会が選ばれているのでしょうか。

　また今回は、参加者のキャンセル率を計算しました。研修に申し込んだものの、参加されなかった人の割合です。コロナ禍以降のキャンセル率が高いのは、明らかにオンライン研修の影響です。オンライン研修は気軽に申し込める一方、場所の移動がないため他の用務が入りやすいのだと思われます。

　皆さんは、これを見てどのようなことを思われるでしょうか。