Seminarセミナー

終了しました

北海道FDSDフォーラム2023

日 時
2023年09月01日 (金) - 2023年09月02日 (土) 10時30分~17時30分
開催場所
札幌学院大学新札幌キャンパス
(札幌市厚別区厚別中央1条5丁目1-1)
※シンポジウムのみウェビナー同時配信
開催方法
対面 ※シンポジウムのみウェビナー同時配信
対 象
全国の教育機関関係者
定 員
シンポジウム(対面):300名
シンポジウム(ウェビナー):300名
分科会:各150名
申込受付
期間
8月30日(水)正午まで延長しました。
参加費
無料
※情報交換会は参加費4,000円
補足事項
※札幌市内の宿泊施設は、予約が取りにくい状況が続いています。遠方から参加される方は、早めの確保を推奨します。
※駐車場はありませんので、来場の際は公共交通機関を利用願います。
※昼食が必要な方は、近隣の飲食店等をご利用ください。(札幌学院大学新札幌キャンパス内の生協食堂は営業しておりません)
※記録用のため写真撮影を行います。ホームページや報告書等で使用する場合がありますので、ご承知おきください。
備考
9/1(金)13:00~17:30
9/2(土)10:30~16:00
ポスター
ポスターを見る

主催:北海道FD・SD協議会、北海道大学大学院教育推進機構高等教育研修センター

 北海道FD・SD協議会では、毎年9月の第一金曜日から二日間の日程で北海道FDSDフォーラムを開催し、私たちが直面するさまざまな課題について、全国の高等教育機関の皆さまと実践報告や情報交換を行う学びの機会としています。新型コロナ禍の影響により、昨年度まではオンラインで1日のみ開催していましたが、今年は4年ぶりに対面で開催することにいたしました。
 
 今年度のテーマは「ポストコロナの大学」とし、コロナ禍の3年間で得られた知見をこれからの大学運営、教育研究活動にどう活かしていくかを参加者の皆さまと議論いたします。
 シンポジウムは「高等教育機関におけるChatGPTの可能性~事務業務から教育研究まで~」をテーマとし、生成AIとして話題のChatGPTに注目し、高等教育機関においてどう向き合っていくべきなのかを議論します。自然言語処理が専門の荒木健治先生とChatGPTをいち早く社内導入したパナソニック コネクトの向野孔己様にご講演いただいた後、参加者を含めた全体討論を行います。個人発表は、授業改善や業務改善等に取り組む全国の教職員から発表者を募集します。そして、分科会では5つのテーマを用意しました。コロナ禍の3年間をふり返り、ポストコロナの大学について個々の参加者が考え、議論する機会とします。
 
 本フォーラムは、教員のみならず事務職員等の参加も積極的に呼びかけています。大学を支える教職員が共に学ぶ2日間、多数のご参加をお待ちしています。

参加受付を締め切りました。多数のお申し込みをありがとうございました。(8月30日 12:00)

個人発表の募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました。


 
<プログラム>


 
12:30  受付
13:00  開催校挨拶 河西 邦人 氏(札幌学院大学 学長)
 
第一部
13:05~15:00   シンポジウム


13:05  趣旨説明
 
13:10  基調講演
     ※各講演概要は▶をクリック

「ChatGPTの仕組みと教育現場での使用方法について」 講演者:荒木 健治 氏(北海道大学大学院情報科学研究院 特任教授)
     
  • ChatGPTはこれまでの対話システムに比べて非常に流暢に話すことができる。また、対話、要約、翻訳、プログラミングなど多様な仕事を人間並にこなすことができる。本講演では、最初にChatGPTがこのような高性能になった仕組みについてその概要を説明する。次に、メリット、デメリットについて述べる。最後に教育現場での使用例をいくつか挙げた上で教育現場で使用する際の注意点、問題点などについて述べる。

「ChatGPT時代の企業のありかた - 生成AIとどう向き合うか」 講演者:向野 孔己 氏(パナソニックコネクト株式会社IT・デジタル推進本部 戦略企画部 シニアマネジャー)
     
  • ChatGPTの登場によって企業戦略におけるAIの位置付けは一変しました。これまでAI・機械学習という技術は企業の中で一部の職種や領域で活用されてきましたが、ChatGPTに代表される大規模言語モデルは広いビジネス領域での活用が可能であり大きく生産性を向上させる可能性があります。パナソニック コネクトはその可能性に注目しいち早く全社員にAIアシスタントを展開しており自社事例を交えて今後、企業が生成AIとどのように向き合うべきかについての考えを共有します。

14:10  全体討論
15:00  第一部終了 休憩

第二部
15:15~17:30  個人発表 


 
※個人発表概要はこちら  NEW! 8/24更新
 

  第一会場 305第二会場 307第三会場 308
 前半 
15:15
 オンライン授業の後遺症~共感力の停滞~

関西大学
三浦 真琴   オンライン発表 
 ポストコロナの地域ボランティア論

北海道医療大学
西郷 達雄 
 学生相談における危機対応の課題

北海道大学
石井 治恵   オンライン発表 
 ~  大人数講義におけるzoomを用いたグループワーク

大阪経済法科大学
芳中 千裕   オンライン発表 
 大学基礎科目の物理学におけるPBL型授業の試み

帯広畜産大学
斉藤 準 
 日本の高等教育における外国人
ティーチング・アシスタント(TA)の利点 - 教員とTAからの考察


北海道大学
マズル・ミハウ 
 16:20  クラウド型学習環境での大人数授業の運営
-受講生・担当教員双方にとっての共同編集-


北海道教育大学
山口 好和 
 グループワークとしての実験作業を取り入れた理工学部新入生向け導入教育クラスの実施

公立千歳科学技術大学
長谷川 誠 
 Student perceptions of an English conversation space

Future University Hakodate
Andrew Johnson 
      休憩     
 後半 
16:25
 生成系AIと共生した数理データサイエンスAI教育プログラム

北海道医療大学
二瓶 裕之 
 看護教員と実習指導者が学び合う「協働学習会:よりよい看護学実習について共に考える会」を通したFD活動

京都橘大学
奥野 信行 
 100%英語で行う授業での日本人学生対策

北海道大学
飯田 良親 
 ~  ChatGPTを利用した次世代プログラミング教育:医療AI人材育成での試み

北海道大学
平田 健司 
 生成AIにいかに対応するか:教員のための実践的研修プログラムの設計と課題

北海道大学
立花 優 
 ICTを利用した海外学生とのEタンデム
ーポストコロナの国際教育につなげるにはー


筑紫女学園大学
山田 直子 
 17:30  生成AI時代の情報リテラシーを考える:ChatGPT等による「検索」と「要約」の可能性と課題

フェリス女学院大学
遠藤 健太 
 教職員、学生を対象にしたChatGPTセミナーの実践と課題

北星学園大学
松浦 年男 
 ICTと英語学習

名古屋大学
城山 友孝 

 
第三部
17:40~19:10  情報交換会(参加費 4000円)


※PDFで分科会概要をご覧になりたい方はこちら
※各講演概要は▶をクリック  NEW! 8/24更新


10:00   受付
 
10:30  分科会Ⅰ


AポストコロナのICT活用授業  話題提供校:札幌学院大学、北翔大学、天使大学、苫小牧工業高等専門学校
     
    コロナ禍をきっかけに、教室のカメラやマイクなどをオンライン配信用に整備した大学等もあると思います。原則対面授業に戻すところが多いようですが、各種授業用ツールなどソフト面も含めて、ICTを活用した授業はどのように発展していくのでしょうか。これまでの取り組みやその成果、今後の方針等をご報告いただき、ICTを活用した授業の活用と展望について議論しましょう。
     
    話題提供校:札幌学院大学

    発表者:石川 千温
    テーマ:コロナを経て、何が変わったか?変わらなかったか?
    概要:コロナ前、コロナ後で、多くの大学で授業の方法や会議のあり方が大きく変わった。例えば、コロナ前では、授業コンテンツをe-learningに載せて欲しいと言ってもほとんど相手にされず。一方、コロナ以後はそのコンテンツは古いので、バージョンアップしてくれと言ってもやはり相手にされず。結局、コロナがこの高等教育に及ぼした変革は良かったのか、悪かったのか、参加者の皆さんと意見交換の場を持てれば幸いである。
     
    話題提供校:北翔大学

    発表者:松澤 衛
    テーマ:コロナ禍で得た授業スタイル
    概要:コロナ禍をきっかけに遠隔、オンライン、オンデマンドなど、授業形態を変えて取り組んで来ました。これに対面が現在加わっています。対面をメインに、やむをえず休む学生に対して、対面と同じ内容を届ける仕組みを構築しました。当日は、実際の機材等をお見せし、なぜこのような仕組みになって来たのかを解説します。また、学生への効果について話をします。
     
    話題提供校:天使大学

    発表者:三浦 恵津子
    テーマ:両親学級を動画配信に置き換えて
    概要:健康教育論の授業課題として、コロナ禍前は両親学級を企画し学内に妊婦及びパートナーを招き実施してきました。しかし、コロナ禍となり、病院や施設での母親・両親学級など妊婦が集い、学ぶ場所がなくなり、学内での両親学級も中止せざるを得なくなりました。そこで、これまで実習で学んできたことを生かし、両親学級動画つくり配信することで、少しでも妊婦やご家族に楽しんでいただきたいという思いで取り組んできました。1年で新作動画に置き換えており、視聴回数は年を追うごとに増加しています。
     
    話題提供校:苫小牧工業高等専門学校

    発表者:中村 嘉彦
    テーマ:苫小牧高専の現状について
    概要:コロナ禍により始まった「遠隔授業」では、スライド形式の授業形式が向いているため、授業形式の変更や、黒板形式の授業も教室にカメラを設置し配信する形で対応を行った。 アフターコロナとされる現在でも、スライドやタブレットなどを利用した授業の実施、さらに、遠隔授業自体も資産として利用し、学生が登校しなくても授業参加可能な「遠隔補講日」や突発的な荒天などの場合にも「遠隔授業日」として休校にしない対応なども実施している。

Bポストコロナの国際交流  話題提供校:北見工業大学、旭川市立大学、北海道科学大学
     
    留学生の受け入れと送り出しは、コロナ禍によって大きく減少し、一部ではオンライン留学という形態で取り組まれていましたが、今後はどうなっていくのでしょうか。オンラインツールの普及により、国際交流という点では活性化しやすい環境になっています。留学を含む国際交流に関するコロナ禍での状況や今後の方針などについてご報告いただき、これからのあり方について議論しましょう。
     
    話題提供校:北見工業大学

    発表者:鈴木 衛
    テーマ:北見工業大学における新たな国際交流の取り組みについて
    概要:本学では、これまでポストコロナを見据えた様々な準備を行ってきた。ようやく留学や国際交流の場においても多くの制限が撤廃され、日常を取り戻しつつある。現在、これまでとは異なった新たな取組みを積極的に推し進め、協定校や地域等とのつながりを更に深めている段階である。一方で、コロナ禍においては、国際交流に関心があった学生組織が解体し、再構築が求められている。また、日本人の海外派遣についても課題は残されたままである。当日は、本学の成果と課題について紹介する。
     
    話題提供校:旭川市立大学

    発表者:Geoffrey H. Carr (ジェフリー・カー)
    テーマ:Shifts, Shocks, and Fragilities - International Cooperation Post-Corona (シフト、ショック、そして脆弱性 - コロナ後の国際交流)
    概要:As International Cooperation reopens post-Corona, all stakeholders face significant challenges. The world is shifting, and long-term structural processes are changing the environment for international cooperation. The world is in the process of emerging from the shock of Corona, is struggling to deal with the shock of the war in Ukraine, and has barely begun the measures needed to deal with climate change. These shifts and shocks will be magnified by existing fragilities in our system. Traditional structures, financial challenges, political will - all these and more complicate the world students and institutions must navigate in the years to come. Let’s discuss perspectives that may suggest solutions. (コロナ後の国交流力が再開されるにあたり、すべての関係者は大 きな課題に直面している。 世界は変化しており、長期的な構造的プ ロセスが国際協力の環境を変えつつある。 世界はコロナのショック から立ち直る過程にあり、ウクライナ戦争のショックへの対応に苦慮 している。 こうした変化やショックは、システムに存在する脆弱性に よって拡大される。 伝統的な構造、財政的な課題、政治的な意志- -これらすべてが、学生や教育機関が今後数年間で切り開かなけ ればならない世界を複雑にしている。 解決策を示唆する視点を議 論しよう。)
     
    話題提供校:北海道科学大学

    発表者:加藤 隆治
    テーマ:コロナ前、コロナ禍、コロナ後での海外留学の変化と問題点
    概要:北海道科学大学薬学部では、旧北海道薬科大学時代から毎年3月にハワイ大学へ2週間の語学研修をおこなってきた。コロナ感染が北海道で増えつつあった2019年2月には出発間際で中止となり、その後、ようやく2022年3月に、ハワイ大学ではなかったもののオンライン形式で復活した。そして、今年3月に久しぶりにハワイ大学に学生を送り出すことができたが、様々な問題点が浮かび上がってきた。今回は、コロナ前、コロナ禍、コロナ後の変遷を紹介しながら、今後の海外留学の展望と問題点について提示したい。

12:00  分科会Ⅰ終了 昼休憩

12:45  分科会Ⅱ


Cポストコロナの業務改善DX  話題提供校:室蘭工業大学、札幌市立大学、北海道大学
      
    コロナ禍をきっかけに、Microsoft Teams、Slackなどのコミュニケーションツールやチャットボットサービス、オンライン会議の活用などが急速に広まり、ポストコロナにおいても継続して活用されるものと思われます。業務改善や働き方改革といった課題に対し、これらのツールをどのように活かしているのか、課題なども含めて実践例をご報告いただき、互いの参考にしましょう。
     
    話題提供校:室蘭工業大学

    発表者:齊藤 雅利、田嶋 学
    テーマ:クラウド型コンテンツ管理基盤Boxの全学導入
    概要:本学は、「セキュアな情報基盤・ネットワーク環境の整備」、「教育・研究支援環境の整備」、そして「ニューノーマル時代の働き方」を実現するため、クラウド型コンテンツ管理基盤Boxの全学導入を決定しました。各機関においても、外部機関との安全なデータ共有方法、ファイル共有による共同作業、紙で仕事をする文化など多くの悩みを抱えていると思います。 本学のこれまでの導入に関する苦労話、具体な活用事例、今後の学内展開計画をご紹介します。
     
    話題提供校:札幌市立大学

    発表者:細谷 多聞
    テーマ:組織の意志決定とオンライン会議
    概要:本学では対面の会議を原則としていたが、コロナ禍をきっかけに全面的なオンライン会議に移行している。学部毎に校地が離れているが故、会議開催に伴う教職員の移動、配布資料の準備などに効率化が図られた一方、議決や意志の決定には課題も見え始めており、重要な議題については、対面で開催するなど、開催方法に変化が現れはじめている。本報では、オンライン会議を有益に運用するために必要な対策について、本学の置かれた状況を踏まえて報告する。
     
    話題提供校:北海道大学

    発表者:横澤 史彦
    テーマ:北海道大学の事務DX
    概要:[全ての職員にとって働きやすい職場環境と、新しい業務へ積極的に対応できる環境の整備すること。]わたしたち北海道大学が、事務DXを推進する目的です。北海道大学では、2022年4月にDX業務推進室を設置いたしました。2022年7月には「北海道大学事務DX戦略」を定め、ポストコロナにおける多様な働き方の実現などを目指して活動を開始、現在は総勢70名を超えるプロジェクトメンバーが、業務改善のための各種取組を開始しています。今回は、本学が目指す事務DXの目的と戦略について、プロジェクトの取組やTeams等のツールの活用事例などを交えて話題提供したいと思います。

Dポストコロナの学生支援  話題提供校:旭川医科大学、旭川市立大学、札幌学院大学、北海道科学大学
     
    コロナ禍前と比べ、学生支援の種類や内容にはどのような変化があるでしょうか。この3年間、学生生活は制約を受けた側面も多々あります。これから入ってくる学生も、一定期間をコロナ禍で過ごしてきた人たちです。サークルや部活動などの課外活動、そして就職活動支援も含めた学生支援全般について、この3年間をふり返って、これから必要となる学生支援の体制等について考えましょう。
     
    話題提供校:旭川医科大学

    発表者:井上 裕靖
    テーマ:ポストコロナの学生支援は教職員支援とセットで考える
    概要:コロナ禍はITを利用した支援・業務改善が急速に進み、紙ベースの業務が減少したことで、全体のコスト削減につながっている。しかし一部には紙ベースの運用が非常に有用なものもある。これらはコロナ禍前と同様に紙ベースの運用に戻した方が良い。しかし多くは電子化したままの方が効率的である。ポストコロナの業務改革において、電子化したものを「一時的な措置」と捉える教職員が一定数存在する。ポストコロナの学生支援は、こうした変革の受け入れが困難な教職員の支援とセットで考えていくことが大切だと考えている。
     
    話題提供校:旭川市立大学

    発表者:栗原 律子
    テーマ:臨地看護学実習におけるポストコロ ナの学生支援を考える
    概要:コロナ禍で大学生活を送った学生は、外出制限 やソーシャルディスタンスの要請を受け自宅で 多くの時間を過ごしてきた。その影響から、他 者との関係性を築く機会が奪われ、コミュニ ケーションスキルの低下や社会性が希薄化す る傾向がみられた。臨地看護学実習では、経 験不足から実習指導者や患者とのコミュニケー ションに自信が持てず、消極的な姿もみられ た。学生が他者との関わりの中で主体的に学 び、目標に向かって成長していけるような支援 について皆様と考えていきたい。
     
    話題提供校:札幌学院大学

    発表者:梅野 恵介
    テーマ:「大学窓口」における就職支援体制の今後について
    概要:コロナ禍の就職相談はオンラインで対応をしてきた。学生との接点を維持するため、イベントのオンライン化や予約システム、オープンチャット等を導入した。この期間、アプローチ方法や接点の工夫等、学んだことは多い。一方で学外でも、新卒エージェントやSNS等も発展している。コロナ後も大学窓口が利用されるために、コロナ禍で得たことや課題をいかに現状のサービスへ反映させ進化させるのかについて、現場担当者目線で言及する。
     
    話題提供校:北海道科学大学

    発表者:坂東 勉
    テーマ:コロナで学んだ学修支援ノウハウを今 後の教育にどう生かすか
    概要:本学では新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、対面授業で使用する教室は収容定員を半数程度とした。また、他の教室やオンラインで受講する学生も双方向性を確保した状態で授業を実施できる、「ハイブリッド型」授業を実施できる設備を導入した。今後は、従来行われていた対面での学修に戻すのみでなく、種々の貴重な体験で得られたノウハウをポストコロナの授業にも効率的に活用すべきと考える。

14:15  分科会Ⅱ終了
  

14:30  分科会Ⅲ


E学生、教職員にとってのChatGPT(生成AI)の可能性  話題提供校:室蘭工業大学、札幌大学、北海道大学
     
    学生はChatGPTの台頭をどう捉え、どのように活用しているのでしょうか。レポートやエントリーシートの添削、授業の課題やその他のことで、さまざまに活用している学生もいることでしょう。私たち教職員も、個人レベルで使用している人は少なくないはずです。教員、事務職員、学生を問わず多方面での活用事例をご報告いただき、初日のシンポジウムでの議論も踏まえて、私たちがこれから考えていくべき点について意見交換しましょう。
     
    話題提供校:室蘭工業大学

    発表者:小林 洋介
    テーマ:しくみから考える生成モデルを用いた業務
    概要:生成モデルは対象とするドメインのデータを生成する(情報学的な意味での)モデルです。ここでのモデルの意味は「何らかの入力に対して評価を行った出力値を出すもの」で、最も有名なChatGPTはテキストを入力してテキストを出力するモデルです。本発表ではメディア処理分野の生成モデルを実際に業務ドメインで用いた例を交えながら、どのような応用が可能なのか一緒に考えていきます。
     
    話題提供校:札幌大学

    発表者:中村 啓太
    テーマ:生成系AIの使用例から考えるAI技術との向き合い方
    概要:ここ最近、様々な生成系AIサービスが登場し、AI生成物のインパクトが大きく、世の中の仕組みを変革させている.その変革の中で、様々な教育機関で生成系AI利用に関する留意事項に対するアナウンスが出されている.本発表では、生成系AIの1つであるChatGPTの使用例を具体的に紹介し、その使用例に基づいて教職員がどのようにChatGPTと向き合うべきかを発表する。
     
    話題提供校:北海道大学

    発表者:山本 堅一
    テーマ:学生にとってのChatGPT
    概要:北海道大学は、数名の学部学生が話題提供いたします。ChatGPTを始めとする生成AIの使用目的や捉え方などは異なる学生が、授業やその他の活動においてどのように活用しているのか、大学教育におけるChatGPTの活用についてどのように考えているのか等についてお話しします。学部学生の使用状況等に関するアンケート結果も簡単に紹介しますので、学生と参加者の皆さまを交えて、テーマに沿った議論を行いたいと考えています。

16:00  閉会
 


※詳細は適宜更新します。最終更新日:

参加お申し込みについて
以下の「お申し込みフォーム」より、お申込をお願い致します。 参加希望の項目に必ずチェックを入れてください。 お申し込みが正常に完了した場合、お申し込み完了メールが届きます。 ※完了メールが届かない場合は、メールアドレスを御確認の上再度お申込みいただくか、お手数ですが、ホームページのお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。